2017.08.26 (Sat)
大阪大学社会経済研究所主催の「働き方改革」シンポジウムに
行ってまいりました( ̄▽ ̄)
きっかけになったのは、先月開催された『くらしとお金に役立つ講演会』にて
ゲストの大竹文雄教授が”8月に大阪大学で働き方をテーマにを講演を行う”ことで
気になる題材なので申し込んだ次第です。
講演テーマは『人事データ活用で考える働き方改革』
『長時間労働とココロの経済学』『長時間労働しがちな人』
週休2日制の現在、1日平均10時間以上働く労働者の割合は
男性で約40%以上もいる統計結果が出ていていますが、
実は週あたりの平均労働時間は40年前と殆ど変わらないそうです。
今は非正規雇用の割合も多く、賃金も右肩下がりの傾向なのに
労働時間は変わっていないというのが意外でした。
なぜ長時間労働してしまうのか?
週あたりの労働時間50〜55時間を境に、残業時間が増えるほど
自分が会社に必要とされていると感じて、仕事満足度が逆に増加していく、
いわゆる”ワーカーズハイ”状態に陥りやすいと言っていました。
なおかつ長時間労働者がチームにいると、他のメンバーも影響を受けて
必要以上に長い時間働いてしまう傾向があるそうです。
これよく分かります^^; 上司や周りのメンバーが残業していると、
自分の手持ちの仕事が終わっているのに帰りにくかったりしますよね。
徹夜仕事は正直言ってしんどいけど、脳内麻薬が出ていくらでも頑張れるモードが
あったり、知らず知らずのうちにワーカズハイな状態になっていたのかな。
実際終わった達成感も高かったですし。
質疑応答で、何かと不評なプレミアムフライデーという制度についても
金曜日に早く帰るためにわざわざ他の日に残業していては意味がないのでは?と
いう意見が挙がっていましたが”家族、友人達等と一緒のタイミングで
休暇をとることによって全体の満足度が上がる”というメリットもあるとの
意見もありました。
ちなみに今日は25日のお給料日です、銀行口座に振り込まれていた
手取り金額15万円という相変わらずな金額にため息をつきつつ、
これからの働き方について改めて考えていくきっかけとになりました。


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